枯れない世界と終わる花【感想】
おはこんばんにちは。sinです。今回は、SWEET&TEA作品『枯れない世界と終わる花』の感想になります。
この作品は人気が高く、知っている方も多いかもしれません。中古ショップであまり見かけないので、見かけたら買いです。
作品としてはかなり完成度が高く、話としてはまとまっていて、無駄な長さは感じません。キャラも個性が強すぎず、でも薄すぎない、いいバランスの作品です。
個人的な感想としては、シンプルにいい話だと思いました。
物語は、主人公のショウが、ハル、コトセ、ユキナが喫茶店をしている街にレンと共にやってくるところから始まります。
ハル√
cv沢澤砂羽。おだやかで、優しい。朝にはとても弱い。喫茶店ファミーユの料理担当。
この物語の始まりに深く関わるヒロイン。穏やかでありながらも、時に感情を出すこともあり、謎も多い彼女だが、物語が進むにつれとても味わい深いキャラクターへとなっていく。
個人的には、本編後のハルのデレさMAXな感じが好きですね。気持ちを全面に出しているので、とても可愛かったです。
大切なものを失い、それを追い求める彼女の姿が見れます。
コトセ√
cv夏峰いろは。三人の中で一番お姉さん。紅茶担当で、実はむっつり。
他人を突き放す発言をしたりする彼女ですが、それにも理由があり、本来の彼女はとてもやさしく、子供に甘い。
自分が一番好きなキャラで、デレた時の破壊力は昇天級ですね。あめとゆきさんの作画と夏峰いろはさんの声も相まって可愛さMAX。
彼女もまた、大切なものを失った一人で、突き放されながらもコトセとの距離を詰め、コトセの為に奮闘するショウの姿はとても良かったです。
ユキナ√
cv谷若葉。三人の中で一番末っ子。元気で明るい少女。小物作り担当。
常に明るい彼女だが、他人に壁を作っており、踏み込ませようとさせない。
少し強引にユキナの心を引きずり出し、ユキナの為に奮闘するショウは傷つきながらもカッコよかったです。
ユキナの思いと夢を聞いたショウとユキナの道が幸せであればいいなと思いました。
レン√
cv秋野花。本作のサブヒロイン。ショウに冒頭から懐いており、明るい少女。物語の根幹に当たるヒロインでもある。√は本編後開放。
主人公ショウのサポートに回りながらも、日常を楽しむ姿は見た目相応と言うべきか。とても可愛らしく、一緒にいて退屈しないキャラでした。
エッチシーンもあり、個人的にはめちゃくちゃ刺さりましたね。可愛い。
キャラとシナリオのバランスがいい作品も少ないので、とてもいい作品だと思います。主人公に対しても物語が進むにつれ判明するので、考察しながらプレイしていると楽しかったです。では今回はこのあたりで。感想などいただけると嬉しいです。
sin