さくらの雲*スカアレットの恋【感想】
おはこんばんにちは。どうもsinです。今回は、きゃべつそふと最新作、『さくらの雲*スカアレットの恋』の感想になります。今作はいい意味で予想の遥か上を行っていて、とても予想外の作品でした。
買う当初は、星恋ティンクルを既にプレイしていて、まぁいい話だったな。とおもっていたのですが、アメイジンググレイスが超酷評だったので薄い話なんだろうなと思っていました(ライターもアメグレのライターだったので)。
ですが、そんな予想を上回る面白さ、感動があり、これは記事にせねばならないと思い、書かせてもらっている次第です。
自分は泣くときは基本我慢しないので、心にグッと来たら泣いてしまったりするのですが、今回は泣くことを我慢していたにもかかわらず、最後のシーンで我慢できず泣いてしまい、エンディングでも泣きかけてしまいました。
オープニングムービーが公開された際に見たときは、すごくいい曲だったので、神作の予感!なんて思っていましたが、本当に神作で、エロゲー史に残る名作だと感じました。
√構成は遠子→蓮→メリッサ→所長の順で固定でお話は進みます。
物語は主人公、風見司が桜の木で読書していたところ突然視界が真っ白になり、いつの間にか今から100年前の、1920年の東京にタイムスリップしてしまい、所長と出会うところから始まります。
不知出 遠子√
cv相模恋。資産家不知出家の一人娘。金銭感覚は一般人のそれとはズレている。
ストーリーの基盤となるこの√ですが、遠子の母親ととある人物との関わりが大きな展開を見せるお話です。
キャラとしてはお嬢様系なのですが、現代の知識がないため、司に教えてもらったり行動力のある性格から、思わぬ方向に展開したりと、いい意味で行動が読めないが、司に対しての信頼はとても厚く、共に生きると決めた司と彼女の道は決して簡単ではなかった。
Hシーンとしては、どんどん司色に染められていく様を見ることができます。エッチです。
水神 蓮√
cv如月たま。手先がとても器用で、達者な折り鶴や龍を折ることができる。絵を知り合いの男性から教わっているが、そのおかげで絵も上手い。
この√は敵将の腹を探り、真意と真実を手繰り寄せるお話です。その甲斐あって、次につなぐために重大な情報を手にします。
蓮自身はとてもいい子で、司に尽くそうとしてくれるのですが、その方向性が明後日に向かっていたりしますが、全て司の為と、彼女の性格の良さがよく出ている√でした。
Hシーンは、小悪魔系女子という言葉がしっくりくる感じでした。
不知出 メリッサ√
cv花宮すい。不知家に仕えるメイド。幽霊やお化けが苦手。料理の腕は偏っている。
この√は行き先不明のミステリートレインで起きる様々な出来事が予想外の展開を舞い込むお話です。メリッサの事を一番詳しく知ることができます。
キャラはとても可愛らしく、不器用ながらも司に尽くそうとしてくれる様は心に響きますね。
Hシーンは大きなおっぱいを使ったシーンがやはり魅力的ですね。
_____さぁ、解決編を始めようか
所長√
cv猫田みけ。帝都でチェリィ探偵事務所を営むイギリス人女性。シャーロック・ホームズに憧れており、自らを「大正のシャーロック・ホームズ」と豪語する。
物語の真相、敵将の正体を突き止めるお話。主人公の隠された真実、そして過去や所長の名前も知ることができます。
キャラは物凄く立っていて、いいキャラしてるなぁと思っていました。凛々しくありながらも、可愛い部分も持ち合わせていて、司と恋人になってからの変わりようもこれはこれで好きだなぁと個人的に思いました。
そして、100年という大きな壁をすごく感じたお話でもあり、所長√だけでは成り立たない、他の3人との関わりが大きく二人の生末を変えたと感じました。
一本の桜の木の下での「未来人」と「探偵」の出会いが大正という激動の時代を変える出会いになる。
いかがだったでしょうか。自分は買う前と終わった後の作品の見え方が180度変わったなと思いました。今でもさくらの雲*スカアレットの恋を買おうか悩んでいる方がいれば、是非、買ってプレイしてみてください。感想をいただけると嬉しいです。
では、今回はこの辺で。
百年の恋よ、萌え咲かれ_____
sin