ハピメア/ハピメアFrgmentation Dream【感想】
おはこんばんにちは。どうもsinです。今回は以前Twitterにて、皆さんの読みたいpurple作品の感想を募集したところ、一番票数が多かったpurple software作品、『ハピメア』『ハピメアFrgmentation Dream』の感想になります。
個人的にはハピメアはpurple作品の中で一番思い入れがありますね。プレイ順で言えば、アマツツミが初めてpurple作品でプレイし、その次にプレイしました。
作品を知るきっかけになったのは、YouTubeで「幻想楼閣」を初めて聞いた時にすごく気に入ってしまい、そこから作品をプレイするまでに至りました。恐らく、エロゲーにのめり込むきっかけの一端になった作品だと思います。世の中何があるか分かりませんね。
プレイしてみると、作品の世界観に完全に引き込まれ、作品を彩るキャラクター、BGM、背景、オープニングからエンディングまで全て素晴らしい作品だと感じました。
ストーリーとしては、「夢」がベースとなっていて、そこから主人公やヒロインたちの複雑に絡み合った人間関係や過去が展開されていきます。
主人公、内藤透は、夢だと分かっている夢・明晰夢に悩まされ、睡眠不足で疲れる日々を送っていた。ある夜の悪夢の中で、もう会えないはずの妹の舞亜、そして彼女の行いを止めようとする謎の少女有栖に出会う。それをきっかけに、現実と夢の世界が絡み合う不思議な毎日が始まる。
蓮乃 咲√
cv青山ゆかり。透の幼馴染で、透の事を兄さんと呼ぶ。警備会社の所長令嬢で、透の住むアパートも蓮乃の所有物である。
透の妹の舞亜と深い関わりを持っており、透とよくいるのも過去の出来事が関係している。
透の事をよく知っているので心配症なところもあるが、女の子らしい一面も持ち合わせつつ、小悪魔的な一面もある。
ストーリーに味を足している人物の一人です。透を昔から支えてきたので正妻的な立ち位置も感じさせられるキャラで、個人的に好きなキャラです。
透の事もいじったり、時にはツッコミに回ったりなど多彩な立ち回りがストーリーの面白さを引き立ててますね。
弥生・B・ルートウィッジ√
cv風音。科学部の部長で、帰国子女。透との付き合いも長い。
飄々としているように見えるが、真面目なことを考えていたり、現状把握や適応力が高い。
透の先輩でもあり、クラスメイトの彼女の姉でもある弥生。だが、彼女の過去は彼女を今も縛り付けていた。
個別√では、弥生√はかなり好きな部類ですね。時々読み返したくなるくらい好きです。弥生の人間性、性格、考え方、それらが伝わってきて、弥生を深く知ることのできるシナリオだと感じました。
おっぱいが大きので、Hシーンはかなりエロエロです。
平坂 景子√
cv青葉りんご。咲のクラスメイトで、駅前でギターを弾いている。
弥生とは犬猿の仲だが、実は似たもの同士。父親を嫌っており、透の家に泊まりたがることも。
良くも悪くも物語のかき乱し役によくされていた印象です。意外と甘えたがりなところや、一途さは見ていて可愛さを感じますね。
内藤 舞亜√
cv遠野そよぎ。透の妹で、咲の友達でもある。夢の中でのみ現れ、物語をかき乱していく。
透の困った顔を見るのが好きで、よく困らせたり、いじらしいことを言う。
透が前に進むことのできない原因でもあり、逆に背中を押してくれる存在でもある。彼女に捕らわれるとまさかの結末が待っている。
鳥海 有栖√
cv北見六花。夢の中に現れ、透たちの手助けをしてくれる、謎多き少女。この物語の根幹を担う少女であり、全ての始まりに大きな関係を持つ。
明るく、元気な性格でありながら、ナイーブな一面も感備えている。
彼女がいたからこそ解決したこと、彼女がいないことで背負う悲しみ。それらがひっくるめてこの話に集約されていると感じました。
ハピメアFrgmentation Dream
このお話は、明確な√としての話はほぼ無く、有子√が枝分かれし、本来の個別√に帰結するようになっていて、鳥海有子との新たな未来への話があり、ハピメアのその後。透の選択は、良くも悪くも、新たな可能性を見出す。
蓮乃 咲END
咲との先の未来のお話。二人の気持ちは尚も高まっていて、互いがいないことなどあり得ない、といったように感じました。お互いが求めあい、惹かれ合い、辿り着いた未来。妹みたいなどではない、一人の女性としての咲との未来。その先に幸せがあると信じて。
イチャラブHが多いので、見ていていいなぁと思うシーンが多かったです。
弥生・B・ルートウィッジEND
互いの気持ちをぶつけ合った二人はより深い所で繋がっていた。
弥生とのイチャイチャはかなりエッチなものが多いですね。弥生からも透に対して尽くしたいという気持ちと共に、居たいという気持ちが節々から伝わってきました。
平坂 景子END
景子からは、透との時間を大切にしたいという想いが言動から伝わってきて、嬉しくなるシーンもありました。可愛らしいシーンや透を取られまいとしている姿は愛らしかったです。
内藤 舞亜END
本来あり得なかった、起こってしまった舞亜との未来のお話。一度踏み込んだらもう戻れない。この選択が正しかったのか間違っていたのか、それすらももう分からない。
兄妹Hの背徳感もありながらも、新鮮さを感じたりしましたね。やっぱり兄弟だなぁと感じましたね。やはり妹は大切だった。
鳥海 有子√
cv北見六花。幼いころから難病持ちで、食べ物をあまり多く食べられない。この物語の大元でもあり、演者でもある。有栖とは深く繋がっている。
有子との日々を共に過ごした透にも変化が訪れていた。有子を大切に思い、助け、共に生きていくこと。夢で仲間たちと妹に背中を押され、幸せを掴むため奔走する。
キャラとしてはとても可愛く、欠点はあるものの、それを補って余りある良い所もある個性的なキャラでした。自分のハピメアの中での最推しキャラです。
どうだったでしょうか。個人的にはハピメアは凄く好きな作品なので、いろんな人にプレイしてもらえたら嬉しいです。みんな個性的で、好きになる人は多いと思うので、作品として楽しめると思います。感想などいただけたら嬉しいです。今回はこの辺で。
sin