恋×シンアイ彼女【感想】
こんにちは、sinです。今回はUstrack作品『恋×シンアイ彼女』の感想になります。
この作品は多くプレイされている方を多く見かけていて、偶然ソフマップで見かけたので買った作品でした。
シナリオライターに新島夕の名前があったので、悲恋ものになる気がビンビンしていたのですが、いい意味で裏切られましたね。
攻略順 彩音→ゆい→凛香→星奏(星奏以外攻略順順不同)
※今回の感想はネタバレを多分に含むのでネタバレを見たくない方はブラウザバックしてください。
新堂 彩音(cv遥そら)
主人公の洸太郎が本校に入学する前のクラスメイトで、学園統合とともに洸太郎の学園にやってきた。デザインが得意。
洸太郎の卒業アルバムにラブレターを仕込んでいたが、洸太郎は卒業アルバムを再会するまで開くことがなく、その存在を知らず再会後に彩音の不機嫌な態度に疑問を抱いていた。
超純情なお話で、見ていて尊さを感じる内容でした。彩音が洸太郎の事を好きになった瞬間が掘り下げてあったり、彩音を元気づけた出来事と告白が同じになったりとなにかと二人には通ずるものがあると感じずにはいられませんでした。
互いに下の名前を呼び慣れないからこその初々しさもあり、洸太郎から求められたら断り切れないところも彼女の美徳だなと思いました。
小鞠 ゆい(cv遠野そよぎ)
洸太郎の妹の友達で、洸太郎の所属する部活がある校舎のそばにある花壇の世話をしている。
ゆいのお話はこの花壇にまつわる話が終始話されていて、ゆいの家族の話はよく分かるのですが、話に緩急があまりなく、最後のオチだけ綺麗になっていただけという印象を受けました。
合併による花壇の取り壊しによるあれこれの話にスポットを置いたシーンが一番多かったですね。
四条 凛香(cv日傘世玲那)
学園が合併する前、そして合併してから再選挙に至るまで生徒会長をしていた。
彼女の話が一番なにも感じるものがありませんでしたね…。
なんでもうまくいくことばかりではない、と。
中身が空っぽの先輩と前に踏み出せない後輩の話と全体の話から感じました。
姫野 星奏(cv阿部朔)
洸太郎と5年前にクラスメイトで一緒に下校する仲だった。しかし転校してしまい、合併とともに転校という形で洸太郎の前に姿を現す。
恋×シンアイ彼女という作品が彼女のためにあるのではないかと思うほど洸太郎、そして物語に深く関わる人物。
星奏も大概でしたが、音楽関係の仲間はもっと大概でした。その辺りが人によっての評価が変わる点だと感じました。
洸太郎が5年前の別れの時に渡したラブレターの返事も返さず、転校を繰り返していた彼女。その実は転校のきっかけが洸太郎が手を貸した結果でもあり、彼女が音楽を優先した結果でもあった。
そして恋仲になったが洸太郎の前から突然姿を消した彼女。月日が流れ再会し、一時的に共にいることになるが、やはり諦めきれず姿を消した星奏。
そして自分がどんな目にあっても書くこと、星奏を追いかけることを諦めきれなかった洸太郎。
そうして二人の噛み合っているように見えてズレていた歯車が噛み合い始める…。
これは、姫野星奏と國見洸太郎の人生の物語。
いかがだったでしょうか。今作は特に星奏√がこの作品の大部分を占めていたので、ビジュアル的にも星奏が気になった方は是非購入を検討してもいいと思います。
しかしこの作品のグッズ系はほとんど高くてなかなか手が出せないですね…では今回はこの辺りで。
sin
Twitter @sin_miyu1127