春音アリス*グラム/白恋サクラ*グラム【感想】

 


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こんにちは。sinです。今回はNanaWind作品、『春音アリス*グラム』『白恋サクラ*グラム』の感想になります。

両作合わせて終わるまでに約一ヶ月近く掛かってしまいましたが、キャラが多い分、読み応えはかなりありました。

今作は、シナリオゲーの側面も持ちながらも、キャラゲーの側面も持ち合わせていて、飽きはなかなかありませんでしたが、少しだれてしまったところはありました。面白いんですが、共通√が長いので、そう感じるところはありましたね。ただ、ストーリー全体としては流れは良かったと思います。

主人公の瀬真颯太郎はかなりの善良人で、軽いいたずら程度では全く怒らず、常ににこやかでありながら、頭がキレて、大切な人たちを傷つける者には全く容赦のしない思いやりのある人物で、最近の作品ではなかなか見ることのない性格のいい主人公でした。

 オススメ攻略順は、優理→雪→耶々→一葉→エリサ

 

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白羽 優理√

cv遥そら。生徒会生徒会長。物腰が柔らかく、誰にでも優しい事から、一部からは天使と呼ばれている。しかし、誰かと付き合っているなどの噂はなく、浮ついた話から少し遠い存在。

彼女の√が一番ストーリーに関与すると思っていたのですが、あーなるほど、そういうストーリーになるのね。と感じました。自分としてはパンチが効かなすぎて、少し退屈な部分はありました。

キャラは可愛くて、cvとも合っているのですが、シナリオがキャラを生かせていないと思いました。

Hシーンとしては、ヒロインみんな巨乳なので、その中でもワンクラス大きい彼女には多少の軍配がありました。他のヒロイン達にはない独自のHシーンも男ならみんな好きだなと思いました。

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久遠寺 一葉√

cv津奈東風景。生徒会とは袂を分かつ存在の新生会管轄の風紀執行部の部長。颯太郎の幼馴染みで、数年ぶりに再会している。

正義感が強く、お堅いところもあるが、基本的には本人のために良かれと思って行動していることが多い。その反面、優しいところや、意外な一面も多い。

√後に可愛さを実感したキャラでした。何事も一生懸命で、なんとか成し遂げようと努力している姿は、力になりたいと思わせてくれる魅力がありました。

彼女自身好きでいてほしいという努力も感じるのですが、素の可愛さが破壊力ありました。

シナリオは個人的に好きなシナリオで、”二人で力を合わせて乗り越える”ということがひしひしと伝わってきて、この二人は本当にお似合いの二人だと思いました。

Hシーンは一葉らしいシーンが多く、恥じらいながらも颯太郎の要求に答えている姿がなかなかエッチで、可愛らしかったです。

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神咲 エリサ√

cv奏雨。ある日突然ヘリコプターに乗ってやってきた転校生。

颯太郎と関わり、凛堂の勧誘を経て、黄昏部に入ることに。

時計塔建設にも関わる人物と深い関係がある。好奇心旺盛で、何でも興味を示す。

この√はミステリーが多いと感じました。颯太郎にとっても分岐点で、人生に大きな影響を与えた√だったと感じました。 

Hシーンはヒロインの中で一番大きいヒロインだったのでパイズリシーンの迫力は凄かったです。

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凛堂 耶々√

cvくすはらゆい。生徒会管轄下の部活、黄昏部という、俗にいうボランティア部の部長。基本的に自らが動く事を避け、颯太郎とエリサに現場を任せている。

頭脳明晰だが、糖分補給と称して激甘ココアをよく好んで飲んでいる。周りからはあまりの甘さに『凛堂ココア』と呼ばれる程のシロモノ。

共通√から二人はお互いを信頼し合っている仲で、√後は愛情も合わさり、二人の仲はさらに深まっており、照れたりといったシーンがかなり増えていました。

 颯太郎の恩人とも関わりが深く、まさかの接点に驚かせられた記憶があります。

 Hシーンは、黒髪ロングが白い素肌に映え、エッチさを増していたと感じました。

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藤乃 雪√

cv杏子御津。新生会の書記。マイペースで、ゲームが大好き。新生会室にいると仕事を回されるため、すぐ片付けて黄昏部にゲームをしに来ることが多い。

高級料亭ふじのの娘で、料理の腕は一級品。コーンスープをよく好んで飲んでいる。

個別√は、雪の隠された不安が取り返しのつかないことになってしまい、颯太郎が奮闘する姿が描かれています。展開は良かったのでが、少し物足りなさを感じました。山場まで一気に駆け抜けていったので、あっという間に終わってしまった感じでした。

Hシーンはロリ巨乳を生かした体全体がアンバランスながらもエッチなシーンが多かったです。

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瀬真 梢√

cv花寺香蓮。生徒執行部に所属する一年生。颯太郎の実の妹で、一葉と幼馴染みでもある。

常に兄の颯太郎の事を慕っており、颯太郎の前では完璧な妹を演じているが、その実ぐーたらな性格をしている。

個別√では、壮大な話ではありませんでしたが、兄妹愛の深まりを感じ、梢がいかに颯太郎のことを大切に思っているか伝わってくる言動がとても増え、思わずジーンと来てしまいました。

呼び方が変わった瞬間はクリティカルヒットを貰いました。

Hシーンは少なかったのですが、自分個人的に梢の事が好きで、奉仕してくれる姿やセックスする姿がよりエッチに感じました。

※白恋サクラ*グラムから攻略可能になります。

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橘 朝陽√

cv碧木梨/月詠梓。生徒会役員の一年生。同じ一年の梢とは仲が良い。

しっかり者で、優理の事を生徒会長として慕っている。

颯太郎のいる黄昏部の事をよく思っていないが、颯太郎の事は人として認めている。

√後のシーンでは、ワガママハイスペックOCの奏恋√と似た展開もありましたが、個人的に幸せな展開になっていたので良かったかなと思いました。

Hシーンは唯一パイズリシーンが他のヒロインより見劣りしますが、唯一の貧乳枠なので、作画もあり、これはこれでいいなと思いました。

※白恋サクラ*グラムから攻略可能になります。

※春音アリス*グラムWパッケージのみ攻略可能です。

※春音アリス*グラムと白恋サクラ*グラムとでcvが交代しています。

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天雨 リリエト√

cv白月かなめ。春休みのある日、突然黄昏部を監査すると宣言し、やってきた謎の少女。

黄昏部の活動に触れ、考えを変えていく。

白恋サクラ*グラムに於いて、最も重要な人物で、彼女なくしてこの物語は語れないほどの人物。『永遠の白編』『永遠の白編Ⅱ』『永遠の白編Ⅲ』『永遠の白編Ⅳ』『永遠の白編Ⅴ』『永遠の白編Ⅵ』のメインヒロイン。

永遠の白編はメインのシナリオより濃く感じました。颯太郎の選んだとある未来の行く末。颯太郎を救ってくれていたのはリリエトだった。

個別後は、苦悩しながらも颯太郎共にいることを選んだリリエト。そんな彼女が精いっぱい愛情表現している姿が本当に可愛かったです。 颯太郎の事が本当に好きなんだんぁというのが言動から分かりやすいくらい伝わってきました。

Hシーンは、言葉選びがエッチで、各シーンでのエロスはだいぶありましたね。あとはおっぱいが大きかった。これに尽きます。

※白恋サクラ*グラムから攻略可能になります。

※春音アリス*グラムWパッケージのみ攻略可能です。

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今作は続編の白恋サクラ*グラムにかなり力が入っているな、と思わせてくれる内容の濃さで、『桜雲旅行編』『異世界転生編』もあり、サブストーリーにも注力しているのが分かる完成度でした。攻略には時間がかかりましたが、それに見合ったボリュームで、多少のぐだり感さえ度外視すれは、長くやっていても飽きない作品でした。

OP、EDも素晴らしく、何度聞いても飽きない良さがあります。

長々と語ってきましたが、ガッツリプレイしたい人にはオススメできる作品なので、興味のある方は是非プレイしてみてください。今回はこの辺で。

 

sin